【米国株】半年で株価10倍?!EVメーカーNIOについて

資産運用
  どうもこんにちは、TAKAです。   皆さんNIOという会社を耳にしたことがありますでしょうか? 最近、株価が大幅に上昇したこともあり投資家界隈では話題にもなっていました。   じゃあどれほどの株価上昇したのか?   今年4月時点との比較では、 なんと約10倍です!!!!   皆さん、NIOについて気になってきたでしょうか?(笑)   本ブログではNIOについてお話をしていきます。    

NIOについて

  NIOは中国のテスラとも称される高級EVメーカー。   現在はES6/ES8というSUVが中心のラインナップです。 これに加え、9月からはEC6というクーペ型SUVの新型モデルのデリバリーを開始したばかりです。   また現在は新型セダンの開発も進んでいます。   ラインナップの充実を推し進め、拡大中のメーカーですね。

◆販売台数ってどのくらい?

月販4,000台レベルで推移、 9月には4,708台、10月には5,055台と月販台数記録を2か月連続で更新しています。 まぁでも正直、台数としては決して多くないですね。 仮に月5,000台売ったとしても年60,000台レベル。   テスラは2020年500,000万台の生産を目指していることを考えると、 テスラと比較してもまだまだ規模は小さいことが分かります。 ただ特筆すべきはその成長率です。 2020Q2は昨年比で290%7月に関しては単月で422%です。 足元では勢いが衰える気配はありません。 爆速で成長を続けているのがNIOです。

◆NIOの特徴

  • バッテリースワップステーションBaaS(Battery as a Service)
  バッテリースワップステーション EVの懸念と言えばなんでしょうか? 多くの方が航続距離や充電時間と答えるかと思います。   バッテリースワップステーションは、 その充電時間の問題を解決してくれるサービスです。 なんと、 バッテリー交換を3で行ってくれるという優れものです! 考えてみると仮に3分でフル充電になるのであれば、 走行距離もそこまで大きな問題ではなくなると思いませんか? すぐ充電できるので。 ガソリン車を買う時に航続距離を気にした事はありますか? 無い方が多数だと思います! EVも3分でチャージできるのであれば、 航続距離ももはや問題ではなくなる可能性すら秘めています。   Baas これはNIOの発表したバッテリーのサブスクサービスです。 具体的には車両自体はオーナー所有、 バッテリーをサブスクとし定額でで利用できるサービスです。 ユーザー目線でのメリットも多くあります。   ➀乗り出し費用が安い バッテリー費用の7万元(約109万円)引きの価格で車両の購入が可能。 ➁バッテリーの劣化も気にならない バッテリー自体を所有するわけではないので自分のバッテリーが劣化することももちろんありません。 ➂サブスク料金は月額980元(約1万5千円) 車両は7万元引きなので、6年サブスクを続けるとトントンになる計算 iPhoneのバッテリーは2年で大きく劣化しますよね、 EVも6年でバッテリーは大きく消耗することが容易に推測されます。 劣化を考慮すると美味しい話なのではないでしょうか?   NIOのバッテリースワップとの相性も抜群です。 これらの特徴を持ってNIOは躍進し、未来を切り開いているのです。

◆NIOの課題

私個人としては生産能力だと思います。 理由は極めてシンプルでニーズがあっても生産が追い付かないと販売できず、 機会損失に繋がりかねないからです。   私個人としては現状、生産台数がそのまま当月販売に効いてきていることから考えると、 ニーズが生産を上回っているものだと想定しています。 しかし少しずつではありますが、NIOも生産台数を増やしています。 10月、初めて生産が5,000台を超えました。   CEOのLi氏は8月、もしくは9月に5,000台を達成すると発言していました。 若干の遅れはあるものの、ほぼ計画通りで生産台数は増えています。 さらにLi氏は大きな投資なしに年間生産を150,000台にすると宣言しています。 現状が60,000台弱であることを考えると挑戦的な目標ですが、 株主としてはぜひ達成してほしいものです!   無理な拡大投資をせずに、 既存の設備を最大限活用する堅実な経営がLi氏の特徴かもしれませんね。 台数を出してほしいと願う一方で、 無理な拡大路線は破滅を招くと歴史が証明しているので好ましい経営方針かもしれませんね。  

NIOまとめ

  いかがでしょうか。NIOについて少しはご理解いただけたでしょうか? 要約するとNIOは爆速で成長中のEVメーカー」! 中国は国策で2035年には従来のガソリンエンジンの自動車の販売を禁止にします。 良くも悪くも”中国の国策”は強いです(笑)   中国の政策とも方向性があっている中国メーカー。 国からしても自国のメーカーは可愛くてしょうがないのではないでしょうか。 国を挙げた規制などがNIOを後押しすることは間違いないです。   今後も成長するであろうNIO。 皆さんも注目してみてください!   最後までお付き合いいただきありがとうございます。 興味を持たれた方はぜひNIOを下記URLからチェックしてみてください☺
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