VT・VTI・VOOを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
じっちゃまさんなど著名インフルエンサーも、
ポートフォリオの中心に置くことを推奨するETF。
今回は大手運用会社バンガードを代表する、
VT・VTI・VOOについてご紹介します。
近い将来、金融緩和終了が予測されています。
このような状況で個別株に投資するのはかなりの勇気が必要ですね。
この様な状況下でこそETFを選択肢に入れるべきだと思います。
ただ私はVOOでなく、VTとVTIを推奨します!
こちらの理由については実績を踏まえながら解説いたします。
ぜひ最後までお付き合いください!
そもそもETFとは?
ETFはExchange Traded Fundsの頭文字をとった略語です。
日本語では上場投資信託になります。
意味は文字通りで株式同様、上場している投資信託がETFです。
特徴としては上場しているために、
リアルタイムで値動きがあり株式のように取引が可能である点です。
投資信託ではこのようにはいきません。
ただ本質的には投資信託とETFは同様のものとご認識頂ければと思います。
VT/VTI/VOO
各ETFのざっくりイメージは下記の通りです。
VTI…米国株式全体に投資(約3,500銘柄)
VOO…米国S&P500に投資(約500銘柄)
つまり投資範囲の広さはVT>VTI>VOOとなります。
これから分かることは「全員にとっての最適銘柄」は断言できないことです。
それぞれ投資対象が異なるので、
各銘柄にメリット・デメリットがあります。
VT
正式名称はバンガード・トータル・ワールド・ストック・インデックス・ファンド。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動し、
全世界株式に投資するインデックス銘柄です。
全世界を投資対象とするため、
分散投資を実現、リスクはかなり抑えられています。
各タームでのリターンはこちら。
10年平均で各年8%は優秀ではないでしょうか。
VTI
正式名称はバンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動し、
米国株式全体に投資するインデックス銘柄です。
投資対象を米国に絞っていることから、
分散投資という意味ではVTには劣ります。
ただ世界最大の経済大国である米国が成長し続ける限りは、
その恩恵を前面で享受することが可能です。
このこともあり10年平均で13.8%、
VTよりリターンは良いですね。
VOO
正式名称はバンガード500インデックス・ファンド。
米国の大企業を中心に構成される、
S&P500指数に連動するインデックス銘柄。
S&P500は日本の一部上場企業のようなイメージです。
GAFAMはもちろんGMやFORD、Visaなどの名だたる企業が投資対象です。
リターンはVTとほぼ同様、
10年平均で見ると13.8%。
最後に
まとめ
今回の内容をまとめると下記の通りです。
リスク分散は米国以外にも分散投資しているVTが最強。
リターンはVTIとVOOがほぼ同率で1位という状況です。
これを踏まえると赤枠内の、
VTとVTIが特に優れているのではないでしょうか?
VT/VTIはどんな人におススメか?
VT
極力リスクを抑えつつ、
預金のような運用を行いたい方はVTを購入してください。
預金の何百倍、何千倍のリターンを獲得することができるはずです。
VTI
株式運用を行うからにはある程度リスクを冒しながらも、
リターンを狙っていきたいという方はVTIを購入してください。
仮に先々、米国が衰退する際にはリスクがあります。
ただ世界最大の米国経済が落ち込むと多かれ少なかれ、
全世界の経済も落ち込むことにはなりでしょう。
この際、VTよりもVTIの方が落ち込み幅は大きいでしょうが、
このような場面でも米国を信じてホールドできる方は、
迷わずVTIを購入すべきだと思います。
TAKA’S LIFE方針
私はVTIの購入をしております。
リターンが欲しいからというのも理由の一つですが、
積立NISAで全世界インデックスの投資信託を購入しているためです。
リスクを抑えた運用はすでに行っているので、
ETFではリスクを取ってリターンを狙っていくという考えでVTIを購入しています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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