【チベット旅行記】注意事項も!憧れの地チベットへの訪問ブログ

中国駐在

みなさん、こんにちは。TAKAです。
今回はチベット観光について触れていきます。

日本でもニュースなどで、
耳にする機会も多いチベット。

政治問題が取り上げられることも多く、
歴史の舞台にもなってきた地域です。

そんなチベットですが、
言わずと知れたチベット仏教の聖地であり、
同時に手つかずの自然が残る素晴らしい場所です。

皆さんの中にも、
チベットに興味持たれている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

チベットは仏教建築に興味がある方や、
圧倒的なスケールの大自然を見てみたい方に、
間違いなくお勧めできる観光地です。

ただ外国人が旅行するには、
いくつか注意点もあります。
この辺りにもしっかり触れていきますね!

チベット旅行に向けた準備

中国ビザ

皆さんご存じかと思いますが、
現在は中国滞在にビザが必要です。

ご自身で取得することもできますし、
旅行会社に代理で手続きを進めてもらうことも可能です。

入蔵証の発行

チベット独自に申請が必要なものです。
チベット自治区政府にチベットに立ち入る許可をもらいます。

注意点ですが、
外国人は個人で申請することができません。
必ず旅行代理店を通す必要があります。

取得には10営業日前後かかります。
中国の連休カレンダーは日本と異なることもあるので、
連休が重なると更にLTがかかります。
代理店がスケジュール管理してくれると思いますが、
時間に余裕を持った申請をしてくださいね!

アクセス

まずはチベットの中心地、
ラサにアクセスすることになると思います。

アクセス方法ですが、
空路と鉄道で2通りあります。
(車移動も可能ですが、
外国人には現実的ではないので割愛)

空路

日本からの直行便はもちろん無いので、
中国主要都市での乗り換えが必要です。

上海、北京、広州はもちろん、
成都でのトランジットも便利です。

中国国内便での移動時間を、
極力短くしたい方は成都でトランジットしましょう。
成都からは2時間半程度で到着します。

空路のメリットは何よりも、
時間がかからない点です。

鉄道

西寧駅からラサ駅までは青蔵鉄道で移動可能。
20時間程度かかる鉄道旅です。
世界で一番標高が高い場所を入る鉄道だけあって、
外には絶景が広がります。
たださすがに20時間もあると飽きますが…

部屋は普通の列車のような椅子タイプと、
個室タイプがあります。

我々は個室タイプにしましたが、
4人一部屋でした。
我々は2人だったので、
お相手はイタリア人親子でした。
片言の英語で会話を楽しむことができました。

今回のお相手は当たりでしたが、
どんな人が来るか分からないのはリスクだと思いました。。

鉄道旅行のメリットは、
高山病のリスクが低減することです。
鉄道で少しずつ登っていく為、
体が標高に順応できる可能性が空路よりも高いです。

ラサ市内

ラサ市内はツアー車両の移動か、
タクシー or DiDi(中国版Uber)です。

外国人の場合はタクシーでなく、
DiDiがおススメです。
タクシーだと英語が通じず、
目的地すら伝えられないリスクがあります。

DiDiはWeChatのミニプログラムから、
外国人でも使用できます。
事前の登録は必須です!

観光

ラサ観光自体は3日程度あれば、
主要な観光地は周れると思います。
ただどうしても移動に時間がかかるので、

1週間程度の休みがある際に、
訪れることをお勧めします!

標準プラン

1日目 飛行機移動(日本→西寧)
(時間あれば)タール寺見学
2日目 列車移動(西寧→ラサ)
3日目 ポタラ宮
大昭寺
バルコール通り
セラ寺
4日目 ノルブリンカ
ガンデン寺
5日目 ヤムドク湖
飛行機移動(ラサ発)

我々のプラン

せっかくなので1日延泊し、
なかなか行けないであろうナムツォ湖に訪問
ナムツォは標高4,700mに位置する湖。
絶景でしたが、
ラサから離れており車で片道4時間程度かかりました。

1日目 飛行機移動(日本→西寧)
(時間あれば)タール寺見学
2日目 列車移動(西寧→ラサ)
3日目 ポタラ宮
大昭寺
バルコール通り
セラ寺
4日目 ノルブリンカ
ガンデン寺
5日目 ナムツォ湖
6日目 自由時間
飛行機移動(ラサ発)

【ご参考】費用

上記プランで航空券を除き、
2名で1.9万元(日本円で40万円弱)でした。
決して安くはないですが、
秘境と言える場所へのツアーなので仕方ないですね。

旅行上の注意点

高山病

我々は高山病にかからなかったですが、
かなりの確率で高山病になるようです。

チベットは標高高いところでは5,000m越え、
ラサですら3,600m程度あります。

対策

ダイアモックスが有名です。
ただ医師の処方が必要であり、
手に入れづらい薬になっています。

ただ高山病が不安な方は、
事前に入手をしてきてください。
(中国でも同様に医師の処方が必要な薬です)

移動手段

鉄道移動で徐々に標高を上げていく一方、
飛行機は短時間で標高が上がる為、
高山病になりやすいと言われています。

ただ鉄道移動でも高山病になる方はいるので、
完全な対策ではありませんが。

行動

到着初日はあまり動かずに部屋で安静にしましょう。
またお酒も控え、
暴食も避けてください。

お風呂もNG、
シャワーを浴びる際も低めの水温が良いそうです。

高山病になってしまったら

基本的には部屋で安静にし、
数日程度の休養が必要になるようです。

友人談ですが、
医師に見え貰ったら楽になったという話もありました。
中国で病院に行くことはハードルが高いかもしれませんが、
ホテルの部屋に来てもらえるサービスもあります。

ツアー会社やホテル経由で医者を手配、
なるべく早く旅行できる調子に戻すことが最優先ですね。

ただ病院によってはかなりの費用がかかる場合があります。
事前に保険にはしっかり加入しておきましょう!

ちなみにEPOSカードは持っているだけで、
海外保険が自動付帯です。
旅行の際には持っていて損が無いので、
ぜひ事前に作成を!

撮影

チベットはなかなか行ける場所ではないので、
写真や動画をたくさん撮るかと思います。

ただ対象には十分に注意を払ってください。
もちろん観光地であれば、
基本的には自由に写真を撮って大丈夫です。

ただ道端などで軍事施設や、
武装警察を撮影しないようにしてください。

これはチベットに限った話ではなく、
中国全体の話ですが、
軍事や政府の建物や関係者の撮影は禁じられています。

見つかった際にはスパイ容疑をかけられる可能性もあります。
旅行を最後まで楽しく終えるためにも、
撮影には最新の注意を払うようにしてください。

最後に

いかがでしたでしょうか。
チベット旅行へ興味ある方の参考になれば幸いです。

今回はチベット旅行の概要をお話しましたが、
別の記事では更に詳細を記載しています。

もしチベットへ行かれる際は、
それらの記事もご参考頂ければと思います。

最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました!

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