FIREという単語は聞くけれど、
結局、会社員でもFIREは可能なの?と思われる方も多いかと思います。
会社員でも実現できる投資額の前提で、
FIREシミュレーションをしてみました。
(リターン5%前提)
最後に私個人のFIREプランにも触れたいと思います。
FIREに必要な資産額
FIREするためにはいくらあれば良いのか。
これは絶えず議論が行われていますね。
私は現在の生活費をベースに検討すればよいと思います。
例えば20万円/月で生活されている方は240万円/年あれば、
理論上は生活できることになります。
皆さんいくらでしょうか?
私は20万円/月あればお釣りが出るくらいの生活なので、
今回は1人当たり20万円/月の前提で計算をしてみます。
(夫婦の方は2掛け、3人家族の方は3掛けいただければと思います)
年間240万円を投資で生み出すためにはいくら必要か。
年間リターン5%の前提で税引き後が4%の前提で考えると、
240万円÷0.04=6,000万円にもなります。
20万円/月という決して贅沢とは言えない生活であっても、
6,000万円もの資産が必要になるわけですね。
今回はこの前提で話を進めます。
積立NISA
積立シミュレーション
33,333円/月(年間約40万円)を20年間積み立てると、、、
1370万円になる見込みです。
いかがでしょうか?
老後必要と言われていた2,000万円にも達していないですね。
なかなか道は長いですね。
積立NISA工夫
積立NISAを上手く活用する方法はクレカ積立だと思います。
毎月333円分のポイントが返ってきます。
ちりつもでこれも20年間継続すると79,920円になります。
こちらも投資に充てていれば136,874円になります。
無視できない金額ではありませんか?
クレカ積立では楽天証券が有名ですが、
SBI証券でもクレカ積立が可能になったので要チェックです。
結果としては、
積立NISAとクレカの組み合わせで約1400万円になりますね。
残る4600万円は?
こちらもシミュレーションしてみましょう。
20年だと月に11.2万。厳しい。
25年だと7.7万。厳しいが希望が見える。
30年だと5.5万円。このあたりなら可能かも?
このような温度感でしょうか?
ただこれに加え先ほどの積立NISAもあるので、
30年プランでも5.5+3.3で9万円程度の投資が必要ですね。
若いうちは投資額を抑え、
給与が上がってから投資額を引き上げるのも手です。
ただ複利の効果(一般的に投資期間長いほどリターンが加速的に増える)もあるので、
トータルの投資額は今回のシミュレーションよりも多くなるでしょう。
私のFIREプラン
私は普通の会社員です。
正直、月に10万円積み立てるのも簡単ではないです。
そのため考えているのはサイドFIREという選択肢です。
先ほどのシミュレーションでは完全FIREの前提で話をしてきました。
ただ完全に働かなくなるのも時間を持て余しそうなので、
週休3日の会社などでゆっくり働くのも手かなと思っています。
(就職先があるかは別ですが。。)
もし先々も収入があり資産も増える前提であれば、
6,000万円も貯めなくともサイドFIRE可能です。
いずれにせよ今すぐできることは、
せっせと種銭を増やすことですね!
サイドFIRE
3,000万円からは5%リターン前提で年150万円が生み出され、
税引き後で年間120万円(10万円/月)の収入が得られます。
仮に手取り20万円の仕事に就いた場合、
計30万円の収入を得られます。
ここで20万円の生活をしていれば、
毎月10万円の余剰が可能となります。
この10万円を20年間積み立てれば2,400万円。
サイドFIRE前の3,000万円と合わせれば5,400万円で、
かなり6,000万円が近づいてきましたね。
かなりざっくりの計算となりましたが、
FIREでなくサイドFIREの選択肢も考えることでかなり可能性が広がります。
最後に
皆さんは仕事を楽しめていますか?
色々な方がいらっしゃると思います。
ただ仕事を辞めても暮らしていける、
つまり仕事を辞めても大丈夫という選択肢があれば気持ちも楽になりませんか?
私の会社では心の病に苦しむ方も少なからずいます。
上記の選択肢があれば、
現実的に逃げることが可能になりますよね。
「お金の余裕は心の余裕」という言葉をよく聞きますが、
これはあながち間違っていないと感じる昨今です。
金融リテラシ―でお金を守ろう!
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