FIRE!FIRE!FIRE!
FIREには不労所得が必要ね。
不労所得を得るには何が良いのだろう?
米国高配当ETF『SPYD』の配当金は?
昨今、TVでもFIREの概念が紹介されていますね。
多くの人がFIREをしたい、
もしくはFIREを選択肢として確保したいと思われるはずです。
FIREを目指す中で、
配当金を生み出す高配当株式への投資は不可欠に感じます。
今回は高配当ETFの代表格、SPYDを紹介します。
その他の高配当銘柄などは下記記事をご参考ください。
SPYDについて
SPYD概要
SPYDは大手運用機関であるステートストリート社のETF。
S&P500の高配当指数(High Dividend Index)に連動します。
S&P500の高配当指数とは、
S&P500の中で配当利回りが高い80銘柄のパフォーマンスを示す指数です。
つまりSPYDはS&P500の中で最も配当の出る80社に投資をできるETFなのです。
SPYD組み入れ銘柄
80社にはどのようなセクター・企業が含まれているのかを解説します。
セクター比率として金融と不動産、エネルギーが多いですね。
この3セクターで57%を占めています。
ITなどのイケイケ業界は僅かしか含まれていないです。
そのため株価上昇でのキャピタルゲインを得るというよりかは、
配当重視のETFと理解できます。
組み入れ上位企業も記載しました。
日本でも親しみのある企業はあまり上位にはいないですね。
グローバルメーカーなどが入っていないので当然と言えば当然ですが。
SPYD株価推移
SPYDは基本的に値動きの穏やかなETFです。
ただ直近、ものすごいペースで株価を上げており最高値も更新しました。
一方でこれを裏返すとコロナ直後の株価回復は極めて遅かったです。
これには組み入れ銘柄の傾向が関係しています。
もともと高配当企業を集めたETFです。
そのためハイテク企業というよりかはオールドエコノミ―企業のETFになります。
コロナ直後はハイテク株を中心に株価を上げたために、SPYDは出遅れる形となりました。
ただ時間が経ち、セクターローテーションなども経て直近では大幅に株価を上げているのです。
SPYD配当金・配当利回り推移
配当は基本、増配傾向です。
ただ2019年→2020年は新型肺炎もあり減配となっています。
高配当銘柄では配当が心の支えです。
ちなみに減配の際の衝撃は中々のモノでした(コロナ時の体験談)
ただその下落の中でも涙を流しながらホールドした方は現在、報われています。
なんと今では過去最高の配当金を出しているのです。
景気回復に伴いオールドエコノミーも復活、配当金も増やしてきています。
今後も景気回復が見込まれる中では、
配当金も安定しそうですね!
SPYDの特徴
メリット
・ETFのため、ある程度のリスク分散が可能
・年2回、自動的にリバランス(銘柄入れ替え)
高配当であることはもちろんですが、
上記の通りETFであることが強みです。
仮に個別株に投資していた場合、減配や倒産のリスクに晒されることになります。
これに対してETFは分散投資しているのでリスク分散ができます。
さらに年2回(1月と7月)にリバランスを行ってくれます。
具体的には1月・7月にS&P500 高配当指数の上位80社に銘柄入れ替えを自動的に行ってくれます。個別株運用ではリバランスも簡単ではないですが、
ETFでは機械的にリバランスしてくれるので助かりますね!
デメリット
一言で表すと値動きが重い印象です。
先ほどもお伝えしたようにコロナ明け相場では一人負けがずっと続きました。
ただ現時点で言えることは、
株価上昇するセクターはローテーションしているので辛抱していれば報われることです。
一方でその我慢の期間が長く、
機会損失に感じられるところはデメリットになります。
ポイントはタイミング
私自身、投資は機会損失を防ぐためにもタイミングにはそこまで拘りません。
ただSPYDなどの高配当投資はinのタイミングで利回りが決まるので、
少なからず意識するようにしています。
方針としては暴落時に仕込むということです。
これは全ての株式に当てはまることではあります。
ただ高利回りで拾うと一生、高配当を生み出すキャッシュマシーンになってくれます。
例えば20年年央には28ドルで推移をしています。
ここで拾っていれば20年の配当でも利回り5.8%、21年予想配当利回り(※)は7.8%にもなります。(※)21年上半期は配当実績、下半期は前半期の1.1倍と仮定
コロナ直後の20年3月には約21ドルまで低下しました。
ここで拾っていると7.8%、21年予想利回りでは10.4%にも達します。
現実的に21ドルで拾うのは極めて難しいですが、
タイミングによって利回りが大きく変わることをご理解いただけたでしょうか。
また28ドルで拾っていれば+50%、21ドルで拾っていれば+100%の含み益が出ている状態です。
ダブルバガーかつ利回り12.1%で仕込めればFIRE最短ルートだと言えませんか?
SPYD投資家ご紹介
日比谷タクミさんをご紹介します。
コロナ直後、SPYDに見切りをつける投資家が大変でした。
そのような中でも日比谷さんはご自身の信念を貫き淡々と投資されていました。
今となっては完全な勝ち組です!
キャピタル&インカゲインを獲得されています。
フォローをしているとぶれずに高配当投資ができるのはないでしょうか?(笑)
大変勉強になることが多いので、
ぜひツイートチェックしてみてください!
最後に
自身の方針
私はSPYDホルダーです。
今後も買い増していこうと思います。
直近で増配していることから、
今年の利回りは5%越えを期待できると予想しています。
そのため今仕込むのはアリだと思っています。
一方で先ほどもお伝えしたように利回り8%以上、
10%以上となる状態で拾いたいのが本音です。
コツコツ買い付けることはあっても、
大きく買うのは株価が下げる局面になると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
高配当が魅力のSPYD。
一生、お金を生み出してくれる魅力的なETFです。
FIREへの近道というのもご理解いただけたでしょうか。
ちなみにFIREについては第一人者、三菱サラリーマンこと穂高さんの著書がおススメです。
(穂高さんもSPYDを保持しているようです)
株価の動き鈍いなどデメリットも多々ありますが、
それらを上回るメリットがあると個人的には考えています。
是非皆さんもポートフォリオに組み入れることを検討してみて下さい。
FIREを意識されている方は、
いつか組み入れる銘柄になるのではないでしょうか。
金融リテラシ―で資産を守ろう!
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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